6月6日(土)NPO・えんの第16回定期総会を開催しました。第6号まで提案された議案はすべて可決され、本年度の事業運営を本格的に進めさせていただくことになります。総会の場で、会員の皆さまからいただいたご意見にも応えることも意識していきたい所存です。
また、今回は総会後にミニ講演会を開催いたしました。
『介護保険制度改正とこれからの地域づくり』と題して、江東区役所 高齢者支援課長の大江氏に「地域包括ケアシステム」について、江東区ではどのように推進していこうとしているか、など貴重なお話を聞くことができました。
現在各自治体で取り組んでいる「地域包括ケアシステム」・・・言葉は聞くものの、「いったいどんなことをやっていくの?」という方も多いのではないでしょうか。
「地域包括ケアシステム」では、高齢者の住まいや住まい方を軸に、医療や介護、予防や支援にまつわる様々なサービスを受けられるように地域で体制を整えていくことを目指しているそうです。公的機関(国や江東区)や医療機関・介護事業者だけでなく、地域の様々な団体や人々と連携して地域ごとに福祉システムを支えていくという流れは、これからの高齢化社会に備えてとても重要なこと。
辰巳エリアも高齢化が進んでいる中、私たちNPOも地域福祉に欠かせないプレーヤーであることを再認識いたしました。
■関連リンク
地域包括ケアシステムの概要(厚生労働省ウェブサイト)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/