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 ニュースレター : 28号

女性のための「ジョブクリエイト事業」 登録者募集はじめます

ジョブクリエイト? ちょっと分かりにくい言葉ですよね。就職斡旋とか就労支援っていうよりは、女性たち自らが、収入に結びつく機会や場を創り出していくことをバックアップすると言えばよいでしょうか。ここではそんな意味合いで使っています。

 もともとNPO・えんは、くらしに密着した非営利事業を地域に増やす目的を持って、その中で、女性をターゲットにした起業支援を進めてきました。“NPOやワーカーズ・コレクティブを動かすのは女性”という前提に立っていたとも言えます。 

 が、昨今2007年問題が取り沙汰される中、今後はシニア男性もNPOの有力な構成メンバーになっていきそうです。競争社会の一線を退いた男性たちの参入によって、非営利組織・事業にどのような変容が起こるのか、期待半分、危機感半分です。地域の分かち合い経済の担い手として、女性たちが自主管理・運営してきたスタイルや原理原則が崩されることなく、その上で事業の弱点克服のためのよきパートナーになってもらえるならば、文句はありませんが。

 話しを元に戻しましょう。今回の新規事業は少し視点を変えて、個人を組織化するのではなく、個人の活動を支援していくもので、具体的には「講座開催支援事業」です。資格・キャリアを持っているが、これを生かす機会がない女性たちを対象に、そのスキルアップ・キャリア形成を図りながら、それぞれの専門分野の「講座開催」をバックアップします。

この事業を通して、女性人材を地域社会で生かすと同時に、人と人のつながりやライフクウォリティー豊かなコミュニティづくりに寄与することを目指しています。登録者どうしの交流の場を設けたり、登録者に地域のNPOやワーカーズ・コレクティブを紹介したりすることで、個人事業者が日頃感じている壁を低くすると同時に、NPOにとってもこのつながりが新たな事業展開のきっかけになるかもしれません。

支援内容は、企画相談、広報協力、会場確保、アンケート作成、当日運営・進行、保育、窓口(連絡先)機能等で、どれも「依頼することができる」項目で、選択制です。基本的に主催者は登録者個人、NPO・えんは協力団体と位置づけ、講座参加費は登録者が自由に料金設定できるしくみです。このほか、スキルアップ講座(一般にも公開)は、登録者価格で受講できるメリットも設けています。詳しくは1月24日開催のプレイベントの「第2回起業入門セミナー」、続いては2月21日開催の「記念講演会」の場で、事業システム、登録方法等を説明する予定(同時期にホームページでも案内)です。登録者にとってもNPO・えんにとっても、より使い勝手のよいシステムに育てていきたいと思っています。(本間)

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特集 輝きたい、働きたい女性  応援します! V

有限会社ワーカーズコレクティブ歩(あゆみ)

雇われるのではなく自ら出資し経営に関わりながら働くという労働形態、ワーカーズコレクティブは、ご存知の方も多いと思います。女性の働き方として脚光を浴び、この十数年間で多くのワーカーズコレクティブが誕生しました。そのいくつかは、事業的に着実に力をのばしてきています。そういったワーカーズコレクティブの老舗の一つと言っても過言ではない「歩」をご紹介します。
代表の奥野昌子さんにお話を伺いました。

◇創業は20年前
1984年6月の創業。生活クラブ生協は早くから、地域で女性の働く場として、女性が雇用されるのではなく、主体的に事業者として働く就労形態としてワーカーズコレクティブ(以下ワーカーズ)の設立支援をしてきました。その過程で、1984年、東京に11のワーカーズが発足しました。その一つが「歩」です。奥野さんと現在片腕となっている望月さん他自発的に集まった16名が一人5万円ずつ出資して、東京都東村山市に場を構え発足しました。はじめて3年間は生協の委託業務として事業を展開し、自立の道を模索するというものでした。クッキー製造の他、お弁当の製造も請け負い、その間に次の事業の資金をプールしたそうです。当初、時給は300円弱だったといいます。

◇事業拡大
3年後事業高が700万円になり、採算の見込みができたところで、仲間5人でクッキーの製造販売のみの事業を開始します。1990年には、事業高が1700万円になり、現在の小平市に店舗を構えます。その時、一人、20万円の出資をしています。また、市民バンクから350万円の融資を受けました。その後、店舗改装、備品の購入等で現在は3回目の融資を受けているとのこと。
店舗は大きな街道に面しており、私鉄の駅からも近く、またJRの駅に移動する通り道にあり、立地としては好条件な場所が借りられました。また、職住接近という利点もあるとのこと。
それまで任意団体で事業をしてきましたが、2002年5月には有限会社という法人格を取得しました。その年、同時に、工場(菓子工房)も店舗とは別の場所に設けました。

◇女性が働くこと
歩のコンセプトは、「第二の食として、安全な食材でおいしく!楽しい!クッキーを提供する」ことです。その思いとメンバーが「自立をしたい」と強く目的意識を持っていたことが、ここまで続けられ、事業を大きくできてきた要因だと奥野さんは話します。
「どれだけ、目的意識を持っているか。そして何を、どこで、どうしたいのかということを明確に頭に描けるかが大切。」と。また、「それを実現させるためには、家族の協力も必要で、家庭内でのコミュニケーションも欠かせない」とも。
歩も、はじめは主婦の集まりでした。しかし、長い間事業をしているといろいろなことがあります。奥野さんは「これから事業を始める人は、仲良しグループではない、仕事をする者同士の関係を結べる仲間と始めることが大事」といいます。
現在、給料制で働く5人はがっちりスクラムを組んでやっている仕事仲間。
その中には、若い女性も混じり、単なる主婦の片手間の仕事ではない、経済的に自立して生きる女性の職場として飛躍を感じます。
他に時給制のパートが5人。今後の課題は社会保険を整備することだそうです。

◇事業の継続
事業を継続していくには弛みない努力が必要。新しい商品の開発も欠かせませんが、販路拡大も大切です。現在販路として、生活クラブ生協に卸していますが、それ以外にも常に新しい開拓をしています。地域内の大学生協に卸したり、ネット販売も手がけています。

「ワーカーズコレクティブは、営利でない地域貢献・自己啓発型の働き方。それなりに社会的責任もあります。」と語る奥野さん。ワーカーズの中には自分達の事業経験を踏まえ、起業講座等を開催するところもでてきました。歩のメンバーも事例報告等依頼されることもしばしばです。これから起業する女性達に自分達のノウハウや経験を伝えていく。それが、さらなる自分達の事業展開の励みにもなり、次に続く女性達に生き方を手渡していく道しるべともなるという流れが見える気がします。  
 (文責:馬場悦子) 

■有限会社ワーカーズコレクティブ歩
〒187-0032 東京都小平市小川町2−1846 
    TEL 042−346−2468
    FAX 042−409−2468 
    http://ayumiwoc.cool.ne.jp/

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【江東区発!】

江東区を変える!市民自治・市民参加でまちづくり

薗部典子(江東・生活者ネットワーク 江東区議会議員) 

◇生活者がネットワークし、政治を変えまちを変える
生活者ネットワークは、1977年、生協活動をしていた女性たちの政治を使いこなす市民自治の政治運動、新しいまちづくりをめざす『グループ生活者』としてスタート。当時の都議選での「◎政治を他人まかせにしないで自らの手でつくり変えよう。◎子どもたちの未来のために大人の責任において破壊された環境を自らの手で取り戻そう。◎政党にも金権にも無縁な生活者が本気になれば政治は変わる」という訴えは、28年を経た2006年の今でも変わりません。またそのことは、江東・生活者ネットワーク(江東ネット)結成の思いであり、江東区議会議員として政治の場に立つ私の原点でもあります。

◇市民自治を広げる、「まちづくり」の主役は私たち
江東ネットは04年に「てらこや江東」という政治ゼミを行いました。一般の区民の方も参加、ワークショップで江東区の課題や自分達の課題を掘り起こしテーマを決めることからスタート。約半年にわたり、先駆自治体の視察や行政へのヒアリングなど調査活動、グループ討論などを重ね、区への提案にまとめました。まとめた結果は、区議会議員である私の議会質問に盛り込んだり、ゼミの参加者と一緒に直接、行政の担当部署に提案する活動を行いました。
この政治ゼミでまちを自治する体験を実感した人たちが、区の「やさしいまちづくりワークショップ」に参加したり、「子育て支援」というテーマをもってチャイルドラインや子どものためのNPOづくり、誰もが集える居場所づくりへと具体的なまちのしくみづくりに活動をひろげていっています。

◇『市民力』を育て、行政と協働のまちづくり
市民自治のまちづくりは行政と市民が真のパートナーシップを築きあげていかなければ実現しません。しかし、江東区は町会・自治会だのみの自治体運営であり、行政とNPO・市民とのパートナーシップや信頼関係づくりは不十分です。これは行政だけの問題ではなく、市民側NPO側の問題でもあります。行政とパートナーシップを結び具体的な支援を引きだす『市民力』を身につけていくことが必要であり、江東ネットの運動そのものが『市民力』を育て、市民自治をひろげる運動であると考えます。常に市民の代理人(議員)としての活動を原点として、さまざまな思いを持った一人ひとりの個人やグループ、団体とネットワークし力を蓄え、行政と協働する市民自治をひろげていきます。

* 江東・生活者ネットワーク
〒136-0072江東区大島4-7-3 
TEL:03-3636-9044   FAX:03-3636-9046
E-mail:koto@seikatsusha.net  http://koto.seikatsusha.net


「こうとう親子センター(仮称)設立準備会」スタート

田村あきのぶ


最近「空しい」「いつも一人」「死にたい」という子どもの声、「子育てが楽しくない」「誰も認めてくれない」という親の声を、良く聴きます。子どもや家庭を取り巻く環境は年々悪化しています。子どもが下校時に被害に遭う、親に虐待される、ネグレクトされる、といったニュースが絶えません。江東区には巨大マンションが増え、益々家庭が閉鎖され、ご近所付合いも減ってきています。
そんな中、地域の子育ての核となるようなセンターを、区民の手で設立しようと、こうとう親子センター設立準備会がスタートしました。
一昨年4月の「江東区次世代育成支援行動計画」に関わったメンバーが中心となり、この計画を実行していくために、「次世代育成推進研究会」という昼の情報交換会、夜の学習会を毎月開催し、昨年5月に準備会がスタートしました。
このセンターのミッション宣言を「みんなの笑顔があふれ、子どもが子どもらしく育つためのつながりを、私たちの手で作ります」とし、この実現に向けての具体的事業計画を立て始めました。
 特に「チャイルドラインママパパライン」事業は、スタッフ15名の研修が終了するなど最も進んでいます。一日でも早く区の子どもやママパパの声を聴きたい、と日夜努力しています。
 今先生や専門家は手一杯です。普通の区民が普通の親や子どもの話を聴き、空しさを解消できる場が急務です。
ただいまメンバー大募集中です。


皆様の中でご興味をお持ちの方は田村あきのぶ携帯   080-5683-4653メールkotam24653@ezweb.ne.jp
までお気軽にご連絡下さい。


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