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女性の人材活用 -- ひとりひとりを見つめることから 起業入門セミナーを終えて まず、講師はすでにプロとして活躍している先生ではなく、今、自らの夢・資格・キャリアを生かす場を探している女性人材を起用した点です。講師自身の実績を重ねるための機会を提供すること、受講者との距離ができるだけ近い位置にいる講師を選ぶことを条件にしました。なぜなら、講師を身近なモデルとして見ることによって受講者が自らの可能性を実感し、次のステップ(ステージ)へ向けて自然体でスライドできると期待したからです。 もうひとつは、受講者には数種類の宿題(キャリアチェックシート等)を出し、提出者に対しては、これ等を分析したパーソナル診断(講師が担当)までを行うことにした点です。この中から2人目、3人目の講師人材が生まれる可能性、あるいはグループによる社会的起業への動きに注目し、追跡したいと考えています。 参加者の顔ぶれを世代ごとに見ると、20代・30代は、今すぐは跳べないが、スタンバイできるその日のために備えておきたい人と、今置かれている条件つき(例えば子育て真最中)の状況でも、できることから着手したいとする2タイプあります。いずれも片道1時間半の遠方から、乳飲み子や幼児連れで受講するほどひたむきなパワーがあり、これには少々圧倒されました。実を言うと、今回は江東区を中心とした下町地域の女性たちを主なターゲットに、広報もその地域に力を入れ、会場もあえて江東区内に取ったのですが、フタを開けると、23区内はおろか、八王子、小金井、国立、小金井、三鷹、調布からの参加者も多く、見事に当てが外れてしまいました。 少し上の世代では、いくつもの資格を既に持ちながら、これを生かす機会がなかなか見つからない40代、あるいはこれまでに経験した複数のキャリアの組み合わせ効果を模索する40代、専門職で長年働き続け、リタイアを目前に新たな夢を描いている50代などさまざまです。 受講者の89%は後に続く女性たちをサポートしたいと考え、78%がNPOやコミュニティビジネスに関心を持ち、めざしたい方面はくらし、地域、女性に関わる事柄が多く、広義の「ヒューマンサポート」ジャンルに関心が集中している傾向が見られます。「女性」のバックグラウンドと「時代」のバックグラウンドが重なり合い、今、そしてこれから社会が必要としているサービスを生み出す相乗効果を期待できるかもしれません。(本間 恵) ---------------------------------------------------------------- 現在・過去・未来の不妊体験者を支援しています 私たちFine(Fertility Information Network=ファイン)は、不妊体験者による、不妊体験者のための、セルフサポートグループです。Fineは2004年1月より、全員が不妊体験を持つメンバーによって立ち上げられ、運営されています。さらに2005年1月には特定非営利活動法人(NPO法人)を取得しました。 現在不妊治療をうけている人や中断している人、治療の末に妊娠・出産した人、夫婦ふたりの生活を選んだ人、養子を迎えた人など、さまざまなメンバーがいますが、子どもがいないことのつらさは、皆、身を持って知っています。すべてのメンバーの思いはひとつです。今、誰かが子どもがいないことでつらい思いをしているなら、ここに仲間がいることを伝えたい。体験した者同士が心の声を聞き合い、手をつなぎ、輪を広げたいと思っています。 私たちの主な活動内容として、ウェブサイトの運営があります。パスワードに保護された会員限定のページを設けて、会員同士が安心して悩みを語り合い、情報交換ができる場所を提供します。サイトでは医療情報をはじめとするさまざまな情報を提供するのはもちろん、個人的な治療の質問に不妊治療専門医が答えてくれるドクターQ&Aコーナーも設けています。このように医療者とのコミュニケーションもサポートしています。 サイトにおける活動だけではなく、講演会や会員同士のコミュニケーションをはかる親睦会も実施しています。また、カウンセリング事業も積極的に展開しています。「不妊」は心に大きな負担を与えるものです。カウンセリングを重視し、専門家による電話カウンセリングや、当事者同士がカウンセリングを行なうピア・カウンセラーの育成も行なっています。そして、Fineの情報発信ツールとして、会報誌「えでぃっと」(年4回)、メールマガジン「Are you Fine?」(不定期)を会員の方にむけて発行しています。 私たちのサポートは治療真っ最中の人に対してだけではありません。 もしかしたら将来、子どもが持てないかもしれないと深刻に悩んでいる未婚女性や、治療によって子どもを授かったけれど育児で深く悩む方、実子以外の選択も考えに入れている方、もう治療はあきらめたんだけれど、やっぱり割り切れなくて……という方など、幅広くサポートするつもりです。とにかく人生において、ほんのちょっとでも「子どもを授からない」ことをつらく感じたことのある、すべての方の居場所をつくりたいと思っています。 もしもあなたが不妊でつらい思いをしているとしたら…… ここには、たくさんの仲間がいます。ぜひ、いつでもここにいらしてください。私たちは、あなたを歓迎します。 ■ FineウェブサイトURL http://j-fine.jp/ ---------------------------------------------------------------- 特集
輝きたい、働きたい女性 応援します! U 先号から、女性の起業支援関係の団体をご紹介しています。今回は、ユニークな女性支援をしているところがあると聞きつけさっそくお話を伺ってきました。 蓋AN研究所 〜農とジェンダーの視点からの女性の起業支援〜 代表の山崎久民さんと企画事業部の河野律子さんにお話を伺いました。8月に設立し、現在、株主が22名ですが、株主になりたいという人が続出しているとのこと。その期待の高さが伺えます。 ◎WAN「女と農」ネットワークからWAN研究所へ ◎ユニークな支援内容 ◎めざす支援は・・・ ◎政策面からの支援を国に訴える 取材の最後に、「農村部で起業した女性ってみんなすてきなのよねえ。都市部で起業した人とはまた違って。うまくいえないけれど・・・・」と河野さん。「地位とか立場とかより、何をしたいのかということ大切にしているというか・・・」と山崎さん。私から拝見するとお二人もそう、自然にすくっと自分の足で立っているという感じ。 「みんなで大きくなっていこう!」をモットーに立場を超えてつながっていく女性のネットワークに期待します。 (文責:馬場悦子) ■WAN研究所 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29番33−402号 TEL: 03-3462-5931 FAX: 03-3462-5932 http://www.wan-ken.com/ ---------------------------------------------------------------- 江東区内企業の地域貢献・地域NPO との連携への姿勢は? 江東区内に本社を持つ株式上場企業の中から、社会貢献活動について言及している企業9社のほか、商品・サービスなどが一般によく知られている企業4社、*計13社を選び、8月半ば〜9月上旬にかけて「NPOと企業の連携の可能性」に関するアンケート調査を行いました(調査対象企業:トステム、NTTデータ、NECソフトウエア、明治乳業、フジクラ、サークルKサンクス、日本ユニシス、アドアーズ、アスクル、大塚家具、パラマウントベッド、セーラー万年筆、ヤマタネ)。残念ながら結果は芳しくなく、回収できたのはたったの3社(回収率23%)、内2社はアンケートの回答・社名の公表を希望しないということでした。そうなると、残る1社がいやでも目立つ存在となりますが、さすがここは社内に「CSR推進室」を設置し、社会貢献活動の実績も豊富です。そういえば担当者の電話応対もテキパキと感じよかった。事業活動を通じた全社的取組みをはじめ、江東区に限らず各支社・支店・グループの事業所エリア毎に、地域社会と関わる取組みを進めているとか。その会社はどこなの?早く発表して!はい、「日本ユニシス株式会社」(江東区豊洲、ITコンサルティングが主な事業)です。但しNPO・えんとは全く利害関係ありませんから誤解なきように。 アンケート結果の一部をご紹介すると 以上、今後の働きかけの判断材料として有効な情報を得ました。他の2社の回答からも、ユニバーサルデザインを企画するNPO法人と協働した商品開発を行っている、活用できる資源としては「スペースの提供」が可能、町内会に加入して情報交換を密にしている、環境保全の活動で地域に関わっていきたいなど、興味深いものが多々あります。 それにしても、なぜ公表に消極的なのでしょうね。 なお、この調査結果は、「江東区市民活動推進」のウェブサイト上に、もっと詳しく載せる予定です。区内のNPO、行政、区民の眼に、地元企業の社会活動が触れるグッドチャンスにしたいものです。 (本間 恵) *江東区市民活動推進サイト http://homepage3.nifty.com/kotonpo-s
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